仮説を立てる|説明をつくり、確かめる

仮説とは、単なる思いつきの言い換えではありません。観察された事実や解決したい課題に対して、どのような仕組みや条件が関係しているかを暫定的に説明し、追加の観察で吟味できる形にしたものです。発想段階では大胆でよく、検証段階では曖昧さを減らす必要があります。

推論の方向を切り替える

既知の規則から結果を考える演繹、事例から一般化を試みる帰納、驚くべき事実を説明する候補を提案するアブダクションは、役割が異なります。発見と検証の双方に、これらを組み合わせることができます。

競合する説明を残す

最初に納得できた説明へ飛びつくと、それに都合のよい証拠だけを集めやすくなります。「ほかに何が同じ現象を起こし得るか」「どんな観察なら説明が間違っていると分かるか」を書いておくことが重要です。

小さな課題

予想外の出来事を一つ選び、三つの異なる説明仮説を書きます。それぞれについて、支持する観察と反証につながる観察を一つずつ示してください。

関連ページ

– [アブダクション|もっともらしい説明を考える]

– [科学的方法|仮説・検証・発見]

– [批判的思考|主張と根拠を吟味する]