ThinkNavi Freeは、発想、戦略検討、評価、意思決定に使う分析技法を、実際に操作しながら学べる無料ツール群です。分析項目や数値、判断の前提を利用者自身が入力し、結果を比較・検討します。手法の計算機能を無料版だからという理由で省略せず、個別の分析にも、複数手法を組み合わせた検討にも利用できる構成を目指しています。
収録する7つの分析機能
- [SWOT・TOWS分析] — 強み・弱み・機会・脅威を整理し、組合せから戦略候補を作る。
- [定量的SWOT・QSPM型評価] — AHPなどによる重み付けと戦略候補の定量比較。
- [モルフォロジカル分析] — パラメータと選択肢の組合せを探索し、制約条件で候補を絞る。
- [シナリオ分析] — 複数の将来条件を整理し、戦略の頑健性を比較する。
- [AHP(階層分析法)]) — 一対比較による重みの算出と整合性の確認。
- [多基準意思決定(MCDA)] — 非線形効用、必須条件、条件別重み、感度分析を含む候補比較。
- [ベイジアンネットワーク(BBN)] — 条件付き確率表(CPT)を手入力し、Junction Treeによる厳密確率推論を行う。
手法を組み合わせる
SWOTで抽出した要因をTOWSで戦略案に結び付け、AHPで重要度を求め、QSPM型評価やMCDAで候補を比較できます。また、シナリオ別に前提と重みを変え、意思決定がどこまで安定しているかを検討できます。各ツールは独立して使用でき、必要に応じて結果を次の分析に引き継ぐ設計です。
利用とデータの扱い
無料公開を前提とし、手入力型の分析は利用回数や数理機能による課金区分を設けない方針です。ローカル保存とJSON形式の入出力を基本に、データを外部サーバーに預けない使い方を重視しています。実際の稼働状況、対応環境、データ処理方法は、公開時の案内で確認できるようにします。
LLMによる自動提案、外部情報の自動収集、大規模ナレッジベース、GNGによる概念構造マップ、クラウド運用などは、ConceptMinerシリーズなど別の機能領域です。一般的な手描きの[概念マッピング]は思考技法事典で紹介しますが、ThinkNavi Freeの提供ツールとは区別しています。