第9章 コーディングとファイル管理
9.1 コーディング(質的分析)
コーディングは、収集したデータに対して質的データ分析のためのコード(ラベル・分類タグ)を付与する機能です。
コーディングの目的:
- 収集データに主題的な分類を付与する
- 後のモデル構築時にカテゴリカル変数として利用する
- データのパターンや傾向を識別する
操作手順:
- 左サイドバーで「コーディング」タブを選択
- コーディング対象のCSVプロジェクトとファイルを選択
- データが読み込まれ、テーブルに表示されます
コードの作成:
- 手動で作成:テキスト入力欄にコード名を入力して追加
- AI提案:「AIコード提案」ボタンで、データ内容に基づいてAIがコードを自動提案
コードの適用:
- 各データ行のドロップダウンからコードを選択して割り当て
- 複数のコードを同時に割り当て可能
エクスポート:
- 「コードブックCSVをエクスポート」でコード付きCSVをダウンロード
- エクスポートされたCSVのコード列は、ConceptMap-Text のカテゴリカル変数として利用可能
9.2 ファイル管理
CSVファイルのインポート、結合、プレビュー、編集を行う機能です。
CSVのインポート
操作手順:
- 左サイドバーで「ファイル管理」タブを選択
- 「CSVインポート」ボタンをクリック
- ファイル選択ダイアログで .csv または .tsv ファイルを選択
- ファイルがプロジェクトにアップロードされます
対応形式:
- CSV(カンマ区切り)
- TSV(タブ区切り)
文字コード: UTF-8 を推奨します。Shift-JIS のファイルは文字化けの可能性があります。
CSVの結合
複数のCSVファイルを1つに結合できます。
操作手順:
- 結合したいCSVファイルのチェックボックスをオン(2つ以上選択)
- 「結合」ボタンが表示されます
- 「結合」をクリック
- 選択したファイルが1つの新しいCSVファイルに結合されます
- 「選択をクリア」ボタンで選択を解除
注意: 結合されるファイルは同じカラム構成であることが推奨されます。カラムが異なる場合、全てのカラムが結合結果に含まれ、対応するカラムがないデータは空欄になります。
CSVプレビューと編集
プレビュー表示:
- ファイル一覧の目アイコンをクリック
- メインエリアにテーブル形式でデータが表示されます
編集モード:
- プレビュー表示中に「編集」ボタンをクリック
- テーブルのセルが入力可能になります
- セルをクリックして直接内容を編集
- 行の削除ボタンで不要な行を除去
- 「保存」ボタンで変更を確定
- 「キャンセル」で変更を破棄
ダウンロード:
- プレビュー中の「ダウンロード」ボタンでCSVファイルをローカルにダウンロード
CSVファイルの文字コード: ThinkNavi からダウンロードするCSVにはUTF-8 BOM(Byte Order Mark)が含まれています。これにより、Excelで直接開いた場合でも日本語が正しく表示されます。
9.3 トラブルシューティング
| 問題 | 原因と対処法 |
|---|---|
| インポートしたCSVが文字化けする | ファイルがUTF-8で保存されていることを確認してください。Shift-JISのファイルはUTF-8に変換してからインポートしてください |
| 結合ボタンが表示されない | 2つ以上のファイルにチェックを入れてください |
| 編集が保存されない | 「保存」ボタンをクリックしてください。ブラウザをリロードすると未保存の編集は失われます |
| ダウンロードしたCSVがExcelで文字化けする | CSVファイルをExcelで開く際、「データ」→「テキストから」でUTF-8を指定してインポートしてください。または、ファイルをダブルクリックではなく「ファイルを開く」から開いてください |