第14章 多彩なナレッジ共有方法
ThinkNavi では、構築した知識やモデルを他者と共有する方法が3つあります。目的や対象に応じて最適な方法を選択してください。
### 14.1 3つの共有方法の比較
| 項目 | Shared モデル | Mindware ストア | コンシェルジュ |
|---|---|---|---|
| —— | ————- | —————- | ————- |
| 対象 | 特定の相手(URLを知っている人) | ThinkNavi ユーザー全員 | ウェブサイト訪問者(誰でも) |
| 共有内容 | 概念構造モデル(3Dグラフ) | CCMモデル + AIチャット | AIチャットウィジェット |
| AIチャット | 非ユーザーは利用不可 | ○(購入後に利用可能) | ○(訪問者が自由に利用) |
| 収益化 | なし(無料共有) | 販売可能(価格設定あり) | なし(自社サービス用途) |
| 設定の手間 | 最も簡単(保存→URL共有) | やや手間(CCM構築→登録) | 簡単(ドキュメントアップ→コード埋め込み) |
| 費用負担 | なし | 購入者のプランに含まれる | 設置者(ユーザー)が負担 |
### 14.2 方法1:Shared モデル(モデル&探索での共有)
概要: ConceptMap-Text で構築したモデルを「Shared」として保存し、URLで共有する方法です。
手順:
1. モデル&探索(ConceptMap-Text)でモデルを構築します
2. 探索ステップで「保存」をクリックします
3. 保存ダイアログで「Shared」オプションを有効にします
4. 保存後、共有URLが生成されます
5. このURLを相手に送ります
非ユーザーがアクセスした場合:
- ブラウザで3Dネットワークグラフを閲覧できます
- ノードのクリック、クラスター表示、検索などの探索機能が使えます
- AIチャット(エージェント)は利用できません(ThinkNaviアカウントが必要)
ThinkNavi ユーザーがアクセスした場合:
- 共有URLを読み込んで、自分のThinkNavi内でモデルを利用できます
- AIチャット(エージェント)も利用可能です
- 自分のアカウントにモデルのコピーが保存されます
適した用途: 研究チーム内での分析結果共有、プレゼンテーションでの構造可視化、同僚への概念マップ共有
### 14.3 方法2:Mindware ストアでの公開・販売
概要: CCM(Connected Concept Model)を構築し、Mindwareストアに登録して、他のThinkNaviユーザーに公開・販売する方法です。
手順:
1. ConceptMap-Text で同じデータの複数テキストカラムからモデルを構築します
2. CCMグループとして連結します
3. サイドバーの「Mindware」→「自作モデル」タブを開きます
4. 「新規登録」からタイトル情報(名前、説明、カテゴリ、価格など)を入力します
5. CCMグループを紐付けて公開します
購入者ができること:
- 3Dネットワークグラフの閲覧・探索
- AIチャット(エージェント)でモデルの知識と対話
- ディアレクティケ(問答道場)での深い思考対話
収益モデル: 販売価格の70%がクリエイターに、30%がプラットフォーム手数料となります。
適した用途: 専門知識のコンテンツ化・収益化、教材・研修資料の提供、業界分析レポートの販売
### 14.4 方法3:コンシェルジュの作成・設置
概要: ドキュメントやウェブサイトのコンテンツから、自社サイトに設置できるAIチャットウィジェットを自動生成する方法です。
手順:
1. サイドバーの「コンシェルジュ」を開きます
2. 「新規作成」でソース(URL、PDF、Word、Markdownなど)を指定します
3. 自動処理(概念抽出→モデル構築)を実行します
4. ウィジェットの外観(色、表示名、アイコン)をカスタマイズします
5. 生成されたスクリプトタグを自社サイトのHTMLに貼り付けます
訪問者ができること:
- ウェブサイト上のチャットウィジェットでAIに質問
- ナレッジベースに基づいた正確な回答を取得
- ThinkNaviのアカウントは不要
費用: 訪問者のチャット1回あたり5クレジット(設置者の自分のAPIキーを設定画面で登録している場合は3クレジット)が設置者のアカウントから消費されます。
適した用途: 製品・サービスの問い合わせ対応、社内マニュアルのチャット化、カスタマーサポートの自動化、技術ドキュメントの対話型ヘルプ
### 14.5 選び方のガイド
- 「分析結果をチームに見せたい」 → Shared モデル
- 「専門知識をコンテンツとして販売したい」 → Mindware ストア
- 「自社サイトに AI チャットを設置したい」 → コンシェルジュ
- 「まずは無料で試したい」 → Shared モデル(アカウント不要で閲覧可能)
- 「収益化したい」 → Mindware ストア(価格設定可能)