第18章 設定

第18章 設定 — ThinkNavi 操作マニュアル

第18章 設定

設定画面では、ThinkNavi の動作を詳細にカスタマイズできます。サイドバーの「設定」をクリックしてアクセスします。

18.1 言語設定

操作:

  1. 画面上部の「English」「日本語」ボタンをクリックします
  2. 即座にインターフェース全体の表示言語が切り替わります

注意事項:

  • UIテキスト(メニュー、ボタン、ラベル)が切り替わります
  • AIの応答言語は変わりません。AIは質問の言語に合わせて応答します
  • 設定はブラウザに保存され、次回ログイン時にも維持されます

18.2 画像生成設定

AIによる画像生成に使用するプロバイダーとモデルを設定します。

プロバイダー選択:

  • Google Gemini: Google のAI画像生成。Gemini APIキーが必要
  • OpenAI: DALL-E ベースの画像生成。OpenAI APIキーが必要

カスタム画像モデル:

テキスト入力欄に特定のモデルIDを入力できます。

使用例:

  • gemini-2.0-flash-exp — Gemini の実験版
  • gpt-image-1 — OpenAI の最新画像生成モデル
  • dall-e-3 — DALL-E 3

空欄のままにすると、選択したプロバイダーのデフォルトモデルが使用されます。

18.3 思考モード設定

思考支援チャットでAIが使用する思考強化モードを設定します。

モード説明推奨用途
オフAIが質問に直接応答します。思考技法は適用されません簡単な質問、情報検索
ルール(推奨)キーワードベースのルールに基づき、適切な思考技法を自動選択・適用します日常的な思考支援
オブザーバー(実験的)補助LLMが質問を分析し、最適な思考技法を動的に選択します。より高度ですが、応答が若干遅くなります複雑な問題分析、研究

自動適用される思考技法:

ルールモードまたはオブザーバーモードが有効な場合、以下の技法が質問の内容に応じて自動的に適用されます:

技法トリガー例(ルールモード)AIの応答への影響
アナロジー「〜のように」「例えると」「たとえば」別の領域の具体例を使って説明する
フェルミ推定「どのくらい」「何個」「概算で」段階的な推定プロセスで概算を導く
ディベート「〜すべきか」「賛否」「メリット・デメリット」賛成・反対の両面から議論を展開する
多角的視点「他の視点」「別の見方」「〜から見ると」複数の立場・観点から分析する
ロールモデル「〜ならどうする」「〜の立場で」特定の人物や立場の視点で考える
メタ認知「前提は」「論点を整理」「思考プロセス」思考の構造自体を分析・整理する

18.4 音声設定

テキスト読み上げ(Text-to-Speech)に使用する音声を選択します。

音声名特徴
Alloyニュートラルで落ち着いた声
Echoやや低めのトーン
Fable温かみのある声
Onyx深みのある男性的な声
Nova(デフォルト)明るく自然な声
Shimmer柔らかく穏やかな声

選択した音声は、チャットの読み上げと音声入力後の自動応答に適用されます。

18.5 AIモデル選択

チャットで使用するAIモデルを設定します。

用途ベースの自動選択

「用途」ドロップダウンから目的を選ぶと、その用途に最適かつ最もコスト効率の良いモデルが自動選択されます。

用途自動選択されるモデルの傾向適した場面
最新情報リアルタイム検索対応モデル(Perplexity等)ニュース、最新の技術情報
論理推論推論能力の高いモデル(GPT-4o等)分析、計算、プログラミング
共感的対話能力の高いモデル(Claude等)相談、ブレインストーミング
低コスト軽量モデル(GPT-4o-mini等)簡単な質問、大量処理

手動モデル選択

「現在のモデル」ドロップダウンから、使用可能なモデルを直接指定できます。表示されるモデルはプロバイダーごとにグループ化されています。

利用可能なモデルの例:

  • OpenAI: gpt-4o, gpt-4o-mini, o1, o1-mini, o3-mini
  • Anthropic: claude-3-5-sonnet, claude-3-5-haiku(APIキー設定時)
  • Google: gemini-2.0-flash, gemini-1.5-pro(APIキー設定時)
  • xAI: grok-2(APIキー設定時)
  • Perplexity: sonar-reasoning(APIキー設定時)

モデルリセットタイマー: 手動選択したモデルは一定時間後にデフォルトに戻ります。タイマーが画面に表示されます。

カスタムモデル入力

特定のモデルIDを直接入力することもできます。テキスト入力欄にモデル名を入力してください。

入力例:

  • gpt-4-turbo-2024-04-09(特定バージョン指定)
  • claude-3-opus-20240229
  • gemini-1.5-pro-002

18.6 APIキー管理

外部AIプロバイダーのAPIキーを登録できます。APIキーを登録すると、そのプロバイダーのモデルがモデル選択リストに追加されます。

対応するプロバイダー

プロバイダーキーの形式登録するメリット
OpenAIsk- で始まる文字列クレジット消費50%割引+GPT-4o等のフル機能
Anthropicsk-ant- で始まる文字列Claude シリーズのモデルが利用可能
GoogleGoogle Cloud APIキーGemini シリーズのモデルが利用可能
xAIxAI APIキーGrok シリーズのモデルが利用可能
PerplexityPerplexity APIキーリアルタイム検索対応モデルが利用可能
IEEE XploreIEEE Developer APIキー学術論文検索(IEEE)が利用可能

APIキーの登録手順

  1. 設定画面の「APIキー」セクションを展開します
  2. 登録したいプロバイダーのテキスト入力欄にキーを入力します
  3. 入力すると自動的に保存・検証されます
  4. 有効なキーの場合、対応するモデルが選択リストに追加されます
  5. 無効なキーの場合、エラーメッセージが表示されます

セキュリティ:

  • APIキーは暗号化されてサーバーに保存されます
  • 画面には最初と最後の数文字のみ表示されます(sk-...xxxx
  • キーを削除するには、入力欄をクリアしてください

OpenAI APIキー割引の仕組み

自分のOpenAI APIキーを登録すると、ThinkNavi のクレジット消費量が50%割引になります。

割引の仕組み:

  • ThinkNavi のサーバー経由ではなく、ユーザー自身のOpenAI APIキーで直接リクエストが送信されます
  • ThinkNavi のサーバーコストが不要になるため、クレジット消費が半額になります
  • OpenAI の利用料金は、ユーザーのOpenAIアカウントに直接課金されます
  • 割引はチャット、埋め込み、画像生成など全てのOpenAI操作に適用されます

: チャットメッセージ1通の通常消費は1クレジットですが、自前キー使用時は0.5クレジットになります

18.7 設定に関するトラブルシューティング

問題原因と対処法
APIキーを入力したのにモデルが表示されないページをリロードしてください。キーの形式が正しいか確認してください(OpenAI は sk- で始まります)
思考モードを変更しても反映されない新しい会話を開始してください。既存の会話には以前の設定が適用されています
音声が再生されないブラウザの音声出力設定を確認してください。Safari では自動再生に制限があります
言語を変更してもAIの応答が変わらないUI言語とAI応答言語は独立しています。AIは質問の言語に合わせて応答します。日本語で質問すれば日本語で回答します
カスタムモデルでエラーが出るモデルIDが正確か確認してください。プロバイダーのAPIキーが登録されている必要があります