思考技法事典は、発想法、構造化、推論、問題解決、意思決定などの技法を、名称だけでなく「何のために使うか」「どんな情報を必要とするか」「何が得られ、何は得られないか」という観点から解説します。方法の流行や著名さを、効果の証拠とはみなしません。
発想と探索
ブレインストーミング、SCAMPER、アナロジー、TRIZ、レトリック思考などは、別の視点を持ち込む助けになります。実行可能性の判定は、発想そのものとは別の仕事です。
整理と推論
KJ法、マインドマップ、概念マップは、断片的な情報のまとまりや関係を表します。5 Whys、アブダクション、批判的思考は、説明の候補や根拠を問い直す際の手掛かりになります。
システムと意思決定
システム思考、因果ループ図、AHP、シナリオ分析は、相互依存、評価基準、不確実性を扱うためのものです。図や数式が複雑でも、その前提が不正確なら判断の質は向上しません。
関連ページ
- ブレインストーミング|発想を広げる対話
- SCAMPER|既存のものを変形して考える
- アナロジー|異なる領域の関係を移す
- TRIZ|発明問題を矛盾から考える
- シネクティクス | 類推によって異分野から解決原理を探す
- KJ法|断片的な情報からまとまりをつくる
- マインドマップ|連想を放射状に広げる
- 概念マップ|知識の関係を表現する
- 5 Whys|「なぜ」を重ねて原因を探る
- アブダクション|もっともらしい説明を考える
- 批判的思考|主張と根拠を吟味する
- システム思考|相互依存と時間変化を考える
- 因果ループ図|フィードバックを読み解く
- AHP|一対比較で判断基準を整理する
- シナリオ分析とは | 複数の未来を想定し、不確実性に強い戦略を考える方法
- デザイン思考|人間中心に問題を探る
- レトリック思考 | 言葉を変えると、問題の見え方も変わる
- 否定と不二の論法 ― インド・仏教思想は、なぜ「AはAではない」と語るのか
- 水平思考(ラテラルシンキング)|固定観念を打ち破り、新しい可能性を探る思考法